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ワックスを塗ると良く滑りワックスが切れると滑らなくなる。みなさんも経験があると思います。
ワックスの保持をよくするために、理想としてはシーズンイン前にベースワックスを20〜30回塗って下地を作ると言われています。この過酷な作業を「ベースメイク」と言います。
さらにシーズン中にもワックスを塗らなければならない・・・
もはやスノーボードをしてるのかワックスをしてるのかわかりません。
しかし、現代ではそのような荒行をする必要はありません。Vサーモをすれば良いのですから。
スノーボードのソールは電子顕微鏡レベルで見るとスポンジのように穴だらけ。
その無数の穴の中には空気も存在するわけでして、通常のホットワックスではその空気の層の上にワックスが乗っかるような感じになります。
しかし、Vサーモではタンク内を真空にすることにより空気が抜けて溶かしたワックスが浸透し、今まででは不可能だったレベルまで浸透させることが可能になったのです。
SHIFTでは、より深くまでワックスを浸透させるためにVサーモ専用のやわらかめのワックスを使っております。Vサーモ後はワックスをはがし硬め(低い温度用)のワックスを塗ってください。
そうすることにより、ワックスの保持力が上がり汚れを拾いにくくなり、シーズン初めの雪にも合うと思いますので。
もう1つ。Vサーモをしたらワックスをしなくて良いわけではありません。他のボードより貯金が多いだけで、放っておいたらその貯金もなくなります。
滑ったらワックスを塗って保管。これは必要になります。
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